おはようございます。SC大阪事務局です。
昨日(8月7日)は立秋。
暦のうえでは秋ですが、気分はまだまだ夏真っ盛りです。
熱中症に気を付けてくださいね。

さて、SC大阪女性部会には昨年度から
東日本大震災の支援活動のために動いていただき、
各市町村老連から多くの協力をいただいています。
その一部を充当させていただき、
7月29日~31日にSC大阪福島県復興支援ツアーに行ってまいりました。
参加者は17名。
暑い、そして熱い3日間を過ごすことができました。

1日目は、このツアーの1番の目的
「相馬市老人クラブ連合会」との交流会です。
仙台空港到着後、バスで会場の相馬市総合福祉センターへ。。。

2階の会議室に向かうと、すでに15名の
相馬市老連の皆様がお待ちくださっていました。
また、支援活動で交流が生まれた
福島県老連齋藤事務局長も
福島市から駆けつけてくださいました。
(ありがとうございました!!)

午後2時から交流会がはじまりました。

参加者の栞と福島県老連・相馬市老連から提供いただいた資料



相馬市老連草野会長よりあいさつ



SC大阪大久保副会長のあいさつ



SC大阪から相馬市老連の皆様へ・・
平成27年干支のちぎり絵キット100個と
箕面市老連女性部会からお預かりしたうちわ200個を
贈呈させていただきました。

市町村老連の支援金を活用し、ちぎり絵のキットを100個贈呈



箕面市老連女性部会から200本のうちわに添えられたメッセージ



続いて、福島県老連齋藤事務局長より
県内の被災状況についてお話いただいました。

福島県老連齋藤事務局長より県内の被災地状況報告



原発事故による避難指示区域をもとに
老人クラブの被害状況を中心に
丁寧なご説明をいただきました。
県内のご報告のあと、相馬市老連今野事務局長より
市内の被災状況とその後の経過を
お話いただきました。

相馬市老連今野事務局長から相馬市の震災報告



相馬市は400年以上続く相馬藩の城下町。
相馬藩は一度も国替えがなかったところだそうです。
そのおかげで(?)普段からの結束力の強さが
この大きな災害時に発揮されたそうです。
避難所で慣れない生活を送る中、
少しでも不安が和らぐように配慮されながら
支援を続けられたのだと思います。
災害後の、ケアの大切さと課題を学ばせていただきました。
そして、現地の皆様から
震災当時の体験談や教訓をお話しいただきました。
今回、参加いただいた
松川松楽会、松川笑楽会の会長さまを含め
11名の皆さま、本当に暑い中、ありがとうございました。

○津波はこないと、子どものころから言われていたので
安心していたが、こうして大津波が町をのみこんだ。
これからは、この体験と教訓を次世代にしっかり伝えていきたい。
○「命てんでんこ」
「津波が来たら、取る物も取り敢えず、肉親にも構わずに、
各自てんでんばらばらに一人で高台へと逃げろ」
「自分の命は自分で守れ」
私たちは、この教訓を今後に生かしていくことが大切だと実感するとともに、
お一人おひとりのお言葉をしっかりと受け止めていきたいと思います。

相馬市老連の皆さまからのお話のあと、SC大阪参加者から質問



交流会終了後、センター入り口で記念撮影。

交流会参加の皆さんと・・



皆さんの優しい笑顔に見送られながら、バスに乗り込みました。

最後に相馬市老連今野局長、事務局渡部さんとともに
被災地をご案内いただきました。
今野局長のシャツの後ろに印刷されていた
「そうま魂」の文字。
…そうま(相馬)を想うお人柄を感じながら、相馬市を後にしました。





この度の交流会では、相馬市老連事務局の渡部さんにも大変お世話になりました。
多くの方のご協力で実現できましたこと、
心から感謝申し上げます。
SC大阪としましては、今後も東日本大震災支援活動を継続してまいります。

1日目の交流会が無事に終了し、宿泊先ホテルへ到着。
2日目からは、福島県の歴史にふれながら観光地巡りです。
また、改めてブログでご報告いたします。

 

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