2019-08-16 10:35:43

寒蝉鳴 (ひぐらしなく)

皆さん、こんにちは。SC大阪事務局です。
大阪は台風一過で、晴れ空が広がっています。

今の時期を七十二候では、「寒蝉鳴 (ひぐらしなく)」と言います。
ヒグラシが「カナカナカナ」と甲高く鳴く頃を表した季節の言葉ですが、
実際にはもう少し早く鳴き始めます。

日本には、いろいろなセミがいます。
4月下旬頃に鳴くのがハルゼミ。
6月頃から鳴くのはニイニイゼミ。
そして、7月になると多くのセミが現れます。
最初に盛んに聞こえるのはヒグラシの声。
中旬の盛夏から鳴くのは、ミンミンゼミとアブラゼミ。
7月下旬から8月上旬にはクマゼミの大きな声で鳴きます。

今の時期の夕暮れ時に聞こえるヒグラシの鳴き声は、
どこか懐かしく涼しげで、過ぎ行く夏を惜しんでいるかのようですね。



二十四節気では、「立秋」になり、
暦の上では秋ですが、まだまだ暑い日が続きます。
熱中症には気をつけてください。

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