こんにちは。SC大阪事務局です。
暦の上では春ですが、まだまだ厳しい寒さが続きます。
皆さま、お体を大切にしてくださいね。

さて、1月31日~2月1日に東京都で、
全老連の「在宅福祉を支える友愛活動セミナー」が行われました。
各都道府県・指定都市の老人クラブリーダー75人と
市区町村老連事務局職員8名及び都道府県・指定都市老連事務局職員26名、
合わせて101名が全国から参加しました。

新幹線で京都を過ぎると雪景色でした



車中から富士山がきれいに見えました



大阪府からは
茨木市老連常任理事の田井康雄さんと
高石市老連副会長の柴田正明さん
そして職員1名が参加しました。

田井さん(右)柴田さん(左)



1日目は、午後から
谷野全老連事務局長の
「老人クラブの全国運動・行動提案」についての基調報告に続き
厚生労働省からの行政報告がありました。
その後、「新地域支援事業における老人クラブの取り組み」というテーマで
岩手県二戸市老連と埼玉県川越市老連から事例報告がありました。
両老連とも、「老人クラブ活動の推進には行政(市役所担当課)との
連携が重要だ」と言っておられました。

事例報告の後、参加者アンケートの報告の中で
大阪府茨木市老連の「いきいき交流広場」事業について紹介があり
田井さんが事業の取り組み等について発表されました。

報告する田井さん



2日目は、
「新地域支援事業」における老人クラブへの期待と題して、
医療経済研究機構研究員兼研究総務部次長の服部真治氏の講演がありました。

服部先生の講演



講演の中では、高齢者に対する調査の報告として3点を挙げていました。
・サロンに参加している人は、要介護認定率が低い
・地域組織参加率が高いと認知症リスク者の割合が低い
・地域で役割のある高齢者は、長生きしやすい(死亡率12%減)

老人クラブ活動が、健康に良い効果を発揮していることがデータとして示され
老人クラブ活動の追い風になればと思います。

その後、参加者が4~5人の小グループに分かれて
新地域支援事業への取り組み状況や友愛活動についての情報交換を行いました。
最後に全体会が行われ、2日間の予定を終了しました。





今回のセミナーでは、短い時間でしたが、
新地域支援事業や友愛活動についての情報交換ができ、
それぞれの地域に応じた高齢者を支え合う活動の
参考になる話をたくさん聞くことができました。

【お・ま・け】

1月31日の夜の皆既月食



 

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